不動産投資物件の購入 みんかぶ編集室 2022.09.26 (2022.09.20公開) 物件の購入方法 不動産投資用物件の購入を行うときには、どのような流れで不動産投資用物件の購入に至るのでしょうか。 不動産投資物件は高額であるため、購入には多くのプロセスがあり、また慎重な判断も必要です。 ここでは不動産投資物件の購入までの流れを解説していきます。 目次自分に購入できる物件はどの程度の規模であるかを調べる不動産投資会社に問い合わせを行い購入したいまたはできる物件を探す目星をつけた物件について売主や不動産業者に問い合わせを行う購入を検討している物件や周辺環境のチェックを行うその物件を金融機関から融資を受けて購入した場合の収支計画を立てる物件を購入するための資金計画を立てる購入の申し込みを行う金融機関の融資の仮審査を受ける売買契約を結ぶ金融機関とローン契約を結ぶ決済と引き渡しを行う物件の管理を委託する管理会社を選ぶまとめ 自分に購入できる物件はどの程度の規模であるかを調べる まず、自分が購入できる不動産投資用物件の規模はどの程度のものなのか、予想しておきましょう。 不動産投資を行う場合にはほとんどの場合銀行などの金融機関から融資を受け、レバレッジを効かせて投資を行うのが一般的です。 そこで、自分の属性(年収・勤務先・勤続年数・年齢など)ではいくらぐらいの融資が受けられるのかをあらかじめ予測しておきましょう。 不動産投資会社に問い合わせを行い購入したいまたはできる物件を探す 当サイトのプロデューサーである、八木チエのYou Tubeチャンネル「不動産投資の女神チャンネル」にて、分かりやすく解説する動画も公開しておりますので、ぜひご覧ください。 参照:不動産投資の女神チャンネル 自分が準備できる資金の大体の目安が分かったら、その金額で購入できる物件を探してみましょう。 この時、お勧めなのは不動産投資会社に問い合わせる方法です。 不動産投資会社に問い合わせることによって、インターネット上には公開されていない不動産投資物件の情報を得ることが可能だからです。 不動産投資会社に自分が用意できる資金で購入することが可能な物件を紹介してもらい、その中から物件を選びましょう。 目星をつけた物件について売主や不動産業者に問い合わせを行う 不動産投資会社に紹介してもらった物件の中に気に入ったものがあったら、その物件について売主や不動産投資会社に問い合わせを行います。 その際、物件についての疑問だけでなく、まだ買い手があらわれていないかなどの点について問い合わせましょう。 購入を検討している物件や周辺環境のチェックを行う 気に入った物件の購入を行う前に、実際にその物件と周辺の状況についてチェックを行いましょう。 物件自体や物件の設備の老朽化の状況やリフォームがどの程度必要かといった点だけでなく、周辺の治安、学校や病院の有無、生活のしやすさなど細かな点まで調べておくことが重要です。 その物件を金融機関から融資を受けて購入した場合の収支計画を立てる 購入する物件の目星がついたら、その物件を購入する際にどの程度の融資を受ける必要があるか、また家賃収入と毎月の返済額や必要となる経費とのバランスをシミュレーションします。 その際に、現時点の収入状況をベースに試算するのではなく、数年先にもしかしたら収入が減る、出費が増えるなどの点を想定して余裕のある返済プランを立てることが重要です。 物件を購入するための資金計画を立てる 購入予定の物件を購入するための資金計画を立てましょう。 どの程度の自己資金が用意でき、どの程度の融資を受ける必要があるのかきちんと調べておくことが重要です。 購入の申し込みを行う 購入予定の不動産を取り扱っている不動産会社に、購入の申し込みを行います。 ご自身で融資の斡旋をすることが難しいケースが多いと思いますので、不動産会社の提携ローンを活用してみてください。 金融機関の融資の仮審査を受ける 投資用物件を購入する際に、融資を受ける金融機関の仮審査を受けます。 審査の内容は金融機関によって異なるので、一つの金融機関で融資を受けることができなくても別の金融機関であれば融資を受けることができる可能性もあります。 審査の内容は金融機関によって異なるので、一つの金融機関で融資を受けることができなくても別の金融機関であれば融資を受けることができる可能性もあります。 そのため、一つの金融機関の審査に通らなった場合には別の金融機関の審査を受けることも視野に入れておきましょう。 売買契約を結ぶ 取り扱っている業者と売買契約を締結したら、金融機関の本審査を受けます。 売買契約の内容をよく確認しておきましょう。 ほとんどの場合、この時点で手付金が必要です。また、この売買契約を結んだ時点で金融機関の融資に関する本承認が出ます。 金融機関とローン契約を結ぶ 物件の売買契約を結び、金融機関からの本承認が出たらローン契約を結びます。 この時もローン契約の内容をよく確認しておきましょう。 決済と引き渡しを行う 決済とは金融機関からの融資の実行と、物件の引き渡しのことです。 この決済が終わると、物件は不動産投資を行う人の所有物となり、不動産投資の開始となります。 物件の管理を委託する管理会社を選ぶ 投資用物件の管理を依頼する管理会社を選びます。 不動産投資会社から管理会社を紹介してもらうこともできますが、その地域の情報に詳しく、集客力が強い管理会社を選ぶようにしましょう。 まとめ ここまで、不動産投資用物件の購入までの流れを解説してきました。 投資用物件の購入には多額の金銭が動くため、多くの手続きや調査などが必要であることがお分かりいただけたと思います。 しかし良い物件を手に入れるために、このような手続きをおろそかにせず、慎重に手続きを進めるようにしましょう。