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不動産投資物件を購入する際には、さまざまな契約や手続きを経る必要があります。その中には特に注意すべきポイントもあります。
ここでは、不動産投資物件を購入する際の契約や手続きの流れと、注意すべきポイントについて解説していきます。
不動産投資は、不動産投資を行う物件を探すことから始まります。
不動産投資物件を探す手順は、以下のようになります。
不動産投資物件を購入する場合には、予算を決める必要があります。
不動産投資物件を購入する際には、不動産投資用ローンを組んでレバレッジを効かせることが一般的です。
そのため、自分の属性でいくらまで金融機関から融資を受けることができるか調べてみましょう。一般的には年収500万円以上で、融資額は年収の5~7倍が一つの目安になっています。
不動産投資の予算を決めたら、その予算でどのような不動産投資物件を購入できるか不動産会社に相談してみましょう。
その際に、提示された物件でどの程度の利回りが得られるか、物件の築年数や間取りはどのような物かをしっかりと調べ、入居者にニーズがある物件なのかよく確認しておくことが重要です。
自己資金がどの程度準備でき、融資をいくらぐらい借り入れることができるかといった準備できる初期費用から、実際に不動産投資を始めた際にどの程度の経費が必要になるか、月々の不動産投資用ローンの返済額はいくらぐらいになるかといった資金計画をシミュレーションしておきましょう。
(1)から(3)の手順を経て、自分が購入する不動産投資物件を決めます。
ここでは、不動産投資物件の契約や手続きの流れについて解説していきます。
購入したいと思う物件が見つかったら、購入の申し込みを行います。人気の物件はすぐに買い手が見つかってしまうので、購入申し込みを決断するスピードが重要になることもあります。
金融機関から、不動産投資用ローンの仮審査を受けます。この仮審査とは、ローン契約者の金融上の信用情報や返済能力を中心に審査されます。
融資を受ける金融機関は、不動産会社から紹介してもらうことも可能です。
重要事項の説明を受けて、内容に不備がなければ売買契約を結びます。
この時に、重要事項説明書、売買契約書に署名捺印を行う必要が出てくるのですが、重要事項説明書などの内容をよく確認してから署名捺印を行いましょう。
不動産投資用ローンの本申し込みを行う場合には、本審査を受ける必要があります。
この本審査は、仮審査の内容に加えてローン契約者の健康状態や、購入する物件が担保として十分な価値を持っているかという点も審査されます。仮審査を通っていても本審査でNGの場合もあること認識しておきましょう。
また、金融機関以外だけではなく保証会社も入って審査を行うのが本審査の特徴です。
物件の状況の最終確認を行い、代金の支払いと物件の引き渡しを行います。
これで物件の売買取引は完了しますが、物件の最終確認は特に念入りに行うようにしましょう。
不動産投資物件の管理を委託する管理会社を選定します。
これは、売主から管理会社をそのまま引き継ぐケースと、新たな管理会社を探すケースがあります。
管理会社と賃貸管理契約を結びます。
この時、管理会社にどこまで管理を任せるかをきちんと決めておくようにしましょう。
重要事項説明書には、文字通り物件に関する物件の取引に関する重要な事項が詳しく記載されています。
その内容に実際の物件の状態と異なる部分がないか、しっかりとチェックしておくことが重要です。
代金の支払い時期と方法、引き渡し時期、家賃や敷金はどのように扱われるのか、瑕疵(かし)担保責任はどうなっているのか、抵当権は抹消されているかといった内容について確認しておきましょう。
代金の支払い時期と方法、引き渡し時期、瑕疵担保責任はどうなっているのか、仕様書通りの仕上がりになっているかという内容について確認しておきましょう。
ここまで、不動産投資物件の契約や手続きの流れと、注意すべきポイントについて解説してきました。
不動産投資物件の購入は、大きな金額が動く取引であるため、契約内容や手続きの流れをよく理解し、注意すべきポイントを抑えてスムーズな取引ができるよう心がけましょう。
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