不動産投資に向いている人 みんかぶ編集室 2022.09.20 物件の購入方法 不動産投資には人により向き不向きがあるのでしょうか?答えはイエスです。不動産投資を行う人には、向いている資質というものがあります。 ではそれはいったいどのようなものなのでしょうか。ここでは不動産投資に向いている人の特徴について解説していきます。 目次不動産投資について常に勉強することをいとわない人自分の意見、考え方を明確に持てる人・決断力がある人長期的な観点で物事を考えることができる人DIYが得意な人コミュニケーション能力が高い人不動産投資を行う上での目標を明確に設定できる人まとめ 不動産投資について常に勉強することをいとわない人 不動産投資を始めるにあたっては、まず不動産投資に関する勉強を行うことが必要です。 その勉強の内容は、投資の一般に関する専門用語から、良い投資用物件の見分け方までさまざまです。 それらの内容をただ丸暗記するだけではなく、自分の中でしっかり消化して自分の知識として活用できる人でないと、不動産投資には向かないといえるでしょう。 このように不動産投資について勉強して内容をよく理解した上で、実際に不動産投資に活用できる人は、不動産投資に向いています。 自分の意見、考え方を明確に持てる人・決断力がある人 不動産投資物件を購入する際に、不動産業者から勧められた物件にすぐに飛びついてはいけません。 購入までには、自分が希望する物件が出てくるまで我慢強く待つ必要がります。そのためには、自分の意見や考え方を明確に持つ必要があります。 しかし、一方で良い物件には購入希望者が殺到するため、自分の理想とする物件に出会ったら即座に購入を決める「決断力」も必要です。 また、所有している不動産から思うような収益が上がらなかった場合には、その不動産を手放す決断をする必要が出てくる可能性もあります。 このように、自分の考え方や意見を明確にでき、かつ決断力がある人に不動産投資が向いています。 長期的な観点で物事を考えることができる人 不動産投資は、基本的に数十年という長いスパンで行う投資方法です。そのため、毎月のキャッシュフローに一喜一憂するような人には向かない投資法です。借り入れる不動産投資用ローンの返済期間も長期に渡るため、家賃収入と不動産投資用ローンの返済や必要になる諸費用のバランスを考えながら、長期的な視点で物事を考えることができる人に、不動産投資は向いています。 DIYが得意な人 これは必須条件ではないのですが、DIYが得意な人は不動産投資を有利に進めることができます。 その理由は簡単な修繕やリフォームを自分で行えると、それらの作業を業者に依頼するより安価に実施できて、物件の価値を高めることができるためです。 もし、自分のDIY技術に自信があるのであれば、その腕を不動産投資物件の維持や管理に役立ててみてはいかがでしょうか。 コミュニケーション能力が高い人 不動産投資を行う場合、まず不動産投資について勉強するためにセミナーなどに参加して、不動産業者やすでに不動産投資を行っている「先輩」たちとコミュニケーションを取り、情報を収集する必要があります。 このような場面で人脈を広げておくと、後々不動産投資を始めた際に相談する相手ができるため、不動産投資を有利に進めることが可能です。 さらに、不動産投資を始めてからは管理会社と長期にわたって付き合っていく必要があります。そのような場合に、管理会社と円滑なコミュニケーションを図るためにも、ある程度のコミュニケーション能力を持っている必要があります。 このように、不動産投資は自分ひとりで行うわけではありません。不動産投資を円滑に継続していくためには、多くの人とかかわりながら不動産投資を行っていくことです。 そのためには、コミュニケーション能力が高い人が不動産投資に向いているといえます。 不動産投資を行う上での目標を明確に設定できる人 不動産投資を行う上で重要なのは、不動産投資に対する自分のビジョンを明確に持つことです。 実際に不動産投資をやられている方の中で、多くの物件を所有している人や高い収益を得ている人はたくさんいると思います。 それらの人たちに対して対抗心を燃やしてしまい、自分もさらにその上を行きたいと衝動的に物件を購入したり、一気に多くの収益を得たい人は不動産投資に向いていません。 周囲に流されることなく、自分の設定した不動産投資に対する目標をしっかりと守り、その範囲で自分の身の丈に合った不動産投資を行うことができる人が、不動産投資に向いている人であるといえます。 まとめ ここまで、不動産投資に向いている人の特徴について解説してきました。どのような人が不動産投資に向いているのかお分かりいただけたと思います。 もし、これらの特性が自分にあると思った場合には、不動産投資に成功する可能性が高いため、まず不動産投資について勉強することから始めてみることをお勧めします。