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不動産投資とは

大学生でも不動産投資ができる?不動産投資をする方法とは

八木 チエ
2020/07/172020/07/20

老後2,000万円問題など、大学生でも老後の生活に不安を感じ、投資を検討されている方が増えているようです。

こちらの記事をお読みの方の中で、不動産投資にご興味を持つ大学生の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、大学生には与信力がないため

  • 不動産投資は大学生でもできるの?
  • 大学生で不動産投資を始める方法は?

などについて知らないことも少なくないでしょう。

そこで今回は、大学生ができる不動産投資、不動産投資を始める方法などについて書いていきますので、ぜひ最後までお読みください。

不動産投資の種類が増えた

不動産投資を一言で言っても実はいくつも種類があります。最もメジャーである

  • 区分マンション投資
  • 一棟物件投資

の他に、

  • 100万円でスタートできる「小口化商品
  • 1万円からスタートできる「クラウドファンディング

など与信力とは関係なく、現金があればスタートすることができる商品も増えてきました。

融資を活用した不動産投資

区分マンション投資、一棟物件投資など金額が大きい投資の場合は、基本金融機関からの融資を活用してスタートするケースがほとんどです。

そのため、上場企業に勤めていたり、公務員だったりなど勤務先の与信力が高い自身にも安定した収入があるなど様々な審査基準をクリアしないと、融資を受けることができません。

大学生の場合は、そもそも自分は学生であり、安定した収入があるわけではないので、自分の名義で融資を受けることはほぼ無理と言えるでしょう。

親に連帯保証人になってもらう

では、大学生は不動産を購入できないのでしょうか?

実は親が連帯保証人になってくれれば、政策金融公庫の融資を受けることができます。この場合は、ご自身の与信力などの審査ではなく、連帯保証人になってくれる親の審査になります。

つまり、親の与信力が高ければ融資を通る可能性があります。それに、政策金融公庫の融資商品は、ご年齢が年配な方、女性の方に有利になっていることもあり、親だからこそ有利な条件で融資を受けることができたりします。

一方、注意していただきたい点もあります。それは「融資期間」です。

不動産投資ローンの融資期間は、30年と長期に渡る商品がほとんどです。中には45年の融資期間を設定している金融機関もあるのと比較して、政策金融公庫の融資期間は20年と短くなっています。

融資期間が長ければ長いほど、月々の返済金額が少なくなりますが、返済期間が短くなった分、月々の返済額は高くなります。例えば、同じく2,500万円の投資マンションを購入するとした場合、金利2%で試算すると

  • 融資期間20年:約¥145,000/月
  • 融資期間30年:約¥110,000/月

と月々の返済額に35,000円の差も出てきます。

無理した投資プランに注意

上記の返済シミュレーションでは、親に連帯保証人になってもらい、仮に20年で融資を受けた場合は月々の返済額は145,000円なので、万が一空室期間が出て家賃から返済ができない場合、ご自身のアルバイト代などから返済に当てる必要があります。

そもそも2,500万円のマンションで家賃145,000円を得ること自体が難しく、たとえ空室がでなくても毎月手出しが出る可能性が高いです。大学生にとっては月数万円の手出しを支払うことは非常に負担が大きいのでオススメしません。

また、空室期間が長引くことも考えられますので、数ヶ月も渡り全額を返済することは学生にとってはリスクが大きすぎます。

従って、区分マンションを投資するよりは、学生のうちは下記の章でご紹介する、クラウドファンディングリートなど少額で購入できる商品からスタートするといいでしょう。

100万円からスタートできる「小口化商品」

小口化商品は、国道交通省管轄の「不動産特定共同事業法」に則り、不動産会社が管理組合になってもらい、100万円を一口に購入金額に応じた持ち分を所有し、利益を分配してもらう仕組みで不動産投資をすることです。

「小口化商品」のメリット

小口化商品のメリットは、100万円を1口に都内など一等地にあるような物件を購入することができ、さらにその運営もプロである不動産会社に任せることができるため、ほとんど手間をかけずに利益配分をもらうことができます。

当サイトでも紹介されている、インテリックスが販売しているアセットシェアリングという商品は、100万円を1口から購入することはできますが、中には5口を最低販売口数として500万円をスタート金額とする会社もあります

小口化商品の仕組みについて詳しくは下記の動画よりご確認ください。

「小口化商品」のデメリット

一方、デメリットとしては融資を利用することができないことから、まとまった金額が必要になります。

大学生で100万円のお金をご自身で持っているケースは少ないかと思いますので、親に一旦出してもらい、アルバイトなどをしながら親に返済することは一つの方法と言えるでしょう。

また、物件については不動産会社が運営してくれるので、ご自身ではほとんど手間をかけずに所有することはできますが、不動産会社が倒産しない可能性はゼロではありません。万が一不動産会社が倒産した場合は、損をしてしまうこともあること事前に認識しておく必要があります。

そうならないように、今までの運営実績、所有物件などについてきちんと確認し、不動産会社選びは慎重に行うようにしましょう。

1万円からスタートできる「クラウドファンディング」

昨年2019年から、1万円からスタートできる「クラウドファンディング」がスタートしました。

1万円から購入することができ、その持ち分に応じて利益配分を受けることができます

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングの最も大きなメリットは、なんと言っても1万円という少額から購入することができて、大学生でも自分のお小遣いから購入することができます

ただ、持ち分に応じた利益配分なので、金額が少ないと利益を得られにくいと言えます。

ただ、不動産投資はどんな投資商品なのかを勉強するという意味では、非常に適していると言えます。

クラウドファンディングのデメリット

クラウドファンディングのデメリットは、共同持ち分であるため、途中で売却することができないということ注意しておく必要があります。

また、基本不動産会社に運営を任せることになりますので、元本割れする可能性もあること事前に知っておきましょう。

クラウドファンディングについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参照にしてみてください。

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REITに投資するのもあり?

REITという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

分かりやすく言えば、REITはクラウドファンディングの仕組みとほとんど同じで、一番大きな違いは管轄です。クラウドファンディングは国道交通省の管轄であるのに対して、REITは金融庁の管轄になります。

つまり、REITは金融商品であることから、不動産投資ならではのメリットを享受することができないのです。

REITは証券会社にて口座開設して、購入することができます。投資できるタイプもオフィス、流通センター、リゾートホテルなどと分れています。運営会社によって銘柄が異なりますので、ご興味がある方は「不動産投信情報ポータル」よりご確認ください。

まとめ

大学生なんて不動産投資はできないと思われている方は多いと思いますが、投資する商品タイプ、また親に依頼することによって、大学生でも不動産投資することができます。

とは言え、投資である以上リスクはつきものです。こちらの記事に限らず、このサイトに掲載されている記事をお読み頂き、基礎知識を身に着けて、情報収集してから始めるようにしましょう。

八木 チエ

株式会社エワルエージェント 代表取締役
みんかぶ不動産プロデューサー

宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランナーなどの経験を活かし、第3者の立場で不動産投資をしていくうえで役に立つ情報をお届けします。

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