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不動産投資とは

不動産投資で遠方の物件を購入するメリットとデメリットは?

八木 チエ
2020/07/27

不動産投資で物件を選ぶ際に、土地勘がある近場のエリアを選ぶか、物件価格が安いなどの理由で遠方の物件を選ぶかで、悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば地方にお住まいの場合は、近場の物件を購入するより、東京などのエリアを投資した方がメリットが大きい場合があります。一方、都内にお住まいの方で、地方の物件の方が物件価格が安く、収益性が高いなどのメリットが大きい場合もあります。

遠方の物件を選ぶ際にメリットがあれば、デメリットもあります。今回は遠方の物件を投資する際のメリットとデメリットについてまとめました。遠方の物件の購入で悩まれている方は、ぜひ最後までお読みください。

不動産投資で遠方の物件を選ぶ時のメリット

まずは遠方の物件を購入する時のメリットについて見てみましょう。

大きく以下のメリットが挙げられます。

  1. 立地を分散することによってリスク分散することができる
  2. 物件の選択肢が増える
  3. 競合物件を避けることができる

では、それぞれについて見てみましょう。

立地を分散することによってリスク分散することができる

不動産投資はリスク分散することが重要です。

そのため、全て近場で物件を所有していれば、万が一地震などの自然災害が起きた場合、全ての物件が被害にあう可能性が高くなります。

一方、東京と大阪、北海道などと遠方に分散して物件を所有していれば、例え1箇所が被害にあったとしても、他の物件はそのまま稼働することができ、家賃収入を担保してくれることができます。

とは言え、遠方であればどこでもいいわけというわけではありません。きちんとそのエリアは投資してもいいエリアであるかどうか事前に調べる必要があり、必要に応じて現地調査もするといいでしょう。

物件の選択肢が増える

都内にエリアを限定すると、予算も限りがある中では、物件の選択肢は非常に狭くなり、なかなか気にいる物件を選ぶことが難しくなります。

一方、遠方エリアまで物件エリアを広げることによって、物件価格が下がりますし、物件数も一気に増えることになり、物件の選択肢が一気に広げることができますので、いい物件に出会える可能性も高まります。

場合によって都内では1物件しか購入できなかったのに対して、遠方にすることによって、2物件を購入できる可能性もあります。

競合物件を避けることができる

人気のあるエリアだとそれなりに競合も強くなりますが、エリアを遠方に変更することによって、競合を避けられる可能性が上がります。

競合力が下がったことによって、空室リスクの改善にも繋がります。

しかし、この場合は賃貸ニーズがあるエリアは大前提になります。人気のないエリアは避けるようにしましょう。

不動産投資で遠方の物件を選ぶ時のデメリット

続きまして、遠方の物件を選ぶ時のデメリットも見てみましょう。

大きく下記のようなデメリットが挙げられます。

  1. 融資を受けられない可能性がある
  2. 緊急対応の時は駆けつけられない
  3. 知らない土地を調べることが難しい

では、順番に見ていきましょう。

融資を受けられない可能性がある

不動産投資で物件を購入する時は、融資を活用される方はほとんどではないでしょうか。

金融機関によって融資するエリアが異なっており、全国エリアを対象に融資する金融機関もあれば、支店があるエリアのみ融資するなどばらつきがあります。遠方で購入する物件の融資をする金融機関があったとしても、名義人がそのエリアに住民票がないと融資受けられないケースもあります。

そのため、遠方の物件を購入する場合は、融資が受けられるどうかは、大きなネックになる可能性があること認識しておく必要があります。

緊急対応の時は駆けつけられない

入居者から急遽対応して欲しいなど、緊急な対応があることもあるでしょう。その場合は、近場だったらすぐ駆けつけることができたものの、遠方だとなかなか対応することは難しいでしょう。

管理会社に管理を依頼しているのであれば、普通は対応してもらえますが、場合によって、緊急対応が悪い場合はクレームに繋がり、退去に繋がるケースもあります。

そうならないように、管理会社を選ぶ時は慎重になる必要があります。

知らない土地を調べることが難しい

土地勘があるエリアであれば、すぐに賃貸ニーズがあるかどうかは分かりますが、遠方だと土地勘がないことから、なかなか調べることも難しく、判断する材料が少ない場合もあります。

そのため、土地勘のある近場だと現地調査をしなくてもいいケースもありますが、遠方だと基本現地調査をすることオススメします。現地調査するための交通費などの経費が余分にかかってしまうことを認識しておく必要があります。

遠方の不動産投資で成功するポイント

遠方の不動産投資はメリットがあれば、デメリットもあります。成功するためにおさえておくべきポイントとはなんでしょう。

大きく下記の3つのポイントが挙げられます。

信頼できる管理会社を見つける

遠方の不動産投資で成功するには、最も重要なのは信頼できる管理会社に管理を依頼することでしょう。

自分が近くにいないことによって、トラブルなど起きた時は全て管理会社に対応してもう必要がありますので、地場で管理実績がある、ノウハウが豊富な管理会社を見つけることが重要です。

また、管理会社とは長い付き合いになりますので、会社だけではなく、担当者も気が合う人なのかどうかを見極めることが大切です。こまめに連絡を取ったり、定期的に報告もしてもらうようにしましょう。

管理会社といい関係を築くには、積極的にコミュニケーションを取る他にお盆、お歳暮も欠かさずに感謝の気持ちを込めて贈るようにしましょう。

業者に物件情報をいち早く送ってもらう

遠方にいることから、新しい物件情報が出てもすぐに見に行けないことから、即決することができず、いい物件を逃してしまう可能性もあります。

そうならないように、現地に行った際に、地場の不動産会社といい関係を作ることによって、いち早く物件情報を得ることができるようになります。

また、現地の動画を撮ってもらい遠隔で見るなりの対応もしてもらえるようになるでしょう。

事前に融資の打診をしておく

せっかくいい物件を見つけたのに、融資がおりなかったら今までの努力は全て水の泡になってしまいます。

そうならないため、事前に検討されている遠方のエリアの物件は、融資が受けられるかどうかを確認するようにしましょう。

場合によって、予算が低い物件は融資を利用せず、現金にて一括購入することも視野にいれて、検討する必要があると言えるでしょう。

まとめ

今回は遠方の投資物件を購入する時のメリットとデメリットについてまとめましたが、参考になりましたでしょうか。

メリットがあれば、デメリットもあります。ご自身の条件に合わせて検討することが大切と言えます。

また、遠方だからこそ管理会社の役割は非常に大きくなりますので、少し管理費用が高くても、本当に実績がある、ノウハウがある管理会社に依頼するようにしましょう。

こちらの記事を参考に、遠方の不動産投資を検討されている方のお役に立てることができたら幸いです。

八木 チエ

株式会社エワルエージェント 代表取締役
みんかぶ不動産プロデューサー

宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランナーなどの経験を活かし、第3者の立場で不動産投資をしていくうえで役に立つ情報をお届けします。

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