不動産投資を行うのに最も重要なのが「良い収益物件」を購入することではないでしょうか。
賃貸ニーズの低いエリアだと空室期間が長くなり利回りが上がりませんし、売却することも難しくなります。
しかし、不動産投資の本などを見ても「物件を探すのが重要」と書いてあるものの、実際に具体的な「探し方」について書かれていないのも少なくありません。
そこで、こちらの記事は率よく収益物件の探し方についてお伝えしていきます。収益物件の探し方で悩まれている方は、ぜひ最後までお付き合いください。
収益物件を探すのにあたって最も重要なのは、「物件を探す時の条件を明確に決めること」と言えます。
と言うのも、予算が足りないのに無理なローンを組めば、返済で自分の首を絞めることに繋がります。
また、エリアなどを間違えば、入居者がなかなか入らない物件を選んでしまうリスクも出て来るからです。
物件の条件を最初に決めることが大切なのは、その様な不測の事態を回避する上で重要なのです。
具体的には、予算や物件のスペック、エリア、そして購入するタイミングなどを最初に計画することが重要であることを覚えましょう。
とは言え、完璧な物件はありません。これもあれもと条件をだしてしまうと、それに該当する物件を探すのに時間がかかってしまい、スタートするタイミングを逃してしまう可能性も非常に高いです。
そのため、「入居者が決まる物件」を基準に、物件条件の優先順位を3つほどピックアップし、絶対に外したくない条件をクリアした物件に出会えたら購入するといいでしょう。
続きまして、具体的に有益物件の探し方について書いていきます。
まず挙げられるのが不動産ポータルサイトの利用です。
投資不動産ポータルサイトは、投資用不動産情報に特化したサイトになります。
全国から様々な業者が取り扱っている投資不動産の情報を掲載されています。
など条件を絞って物件情報を検索することができるのが、ポータルサイトの特徴と言えます。
物件情報だけではなく、不動産投資に関連するコンテンツを数多く掲載されているポータルサイトもあります。不動産投資について勉強することもできるようになっています。
次に、ポータルサイトを利用する時のメリットを見てみましょう。
まず挙げられるのが「情報量の多さ」です。ポータルサイトには全国の物件情報があり、検索機能も充実していることから手軽に物件を探すことが可能です。
しかも遠隔地の物件情報なども瞬時に見ることが可能なので、得られる情報量では最強クラスとも言えるでしょう。
多くのサイトには資料の請求ページが付いていて、詳細が載った資料を請求できるようにもできています。
そのため、気になる物件があった場合には、すぐ資料を請求することが可能です。
一方、ポータルサイトを利用するには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
まず挙げられるのが、「情報の良し悪しが分かりにくい」という点です。
ポータルサイトは情報が多い反面、どの情報が自分にとって有用なのかが、判断しにくいのがデメリットと言えます。
ポータルサイトの物件情報は各掲載業者の提供となりますので、そのため物件情報が掲載されるまで時間が空いてしまう場合があり、常に最新の情報とは限りません。
例えばポータルサイトで見つけた物件が気になって問い合わせたとしても、既に売却済みとなることもあります。
上記で書いたようにポータルサイトの運営仕組みの関係で、物件情報は最新ではなく、場合によって問い合わせした時に既に売却済になるケースもあります。
一方、おとり物件と言って既に売却済であるにも関わらず、人気の物件であるためわざと掲載を継続させて、その物件の問い合わせが入った際に、別の物件を売りつける業者もいます。
このおとり物件問題は不動産業界で大きな課題とされていて、ポータルサイトの運営側に定期的に情報を更新するようにと指導もありました。
なお、当サイトではおとり物件問題の対処法として、当サイト独自の掲載基準を設けており、定期的に物件情報も更新していますので、安心してご利用して頂けると思います。
早速物件情報を検索したい方は、こちらから利用してみてください。
次に挙げられるのが、不動産仲介会社に直接出向く方法です。
不動産仲介会社とは不動産の売買をメインの事業としている業者です。
街の不動産屋から大手の会社まで規模は様々ですが、取り扱っている物件は投資物件よりも、住居物件がメインであるのが大きな特徴と言えます。
次に不動産仲介会社利用のメリットを紹介します。
まず挙げられるのが、地域の情報に秀でている点です。
一般的には仲介会社は住居物件をメインに取り扱っているのですが、地場に強い不動産会社はオーナーとの繋がりが強く、オーナーから直で投資物件を預かって売却するケースもあります。
また、地元の環境に詳しいというのもあり、街の環境を知っている点で、強い味方になるとも言えます。
仲介会社は投資物件情報の取り扱いが少ない反面、仲介であることから他社の物件も自由に扱うことができます。そのため、探している物件情報を伝えることによって、それに該当する物件探しを手伝ってくれる点が魅力的です。
次にデメリットも把握しておきましょう。
仲介会社は地域の情報に詳しいメリットがありますが、サポートする地域が狭い場合もあります。そのため、遠隔地の良い物件を探すのが困難にもなりやすいのがデメリットと言えます。
仲介不動産の場合は、自社に所有している物件ではなく、他社も取引できるケースが多いです。そのため、他社で売却が決められる前に決断を急がせられることもあります。
余裕持って物件を検討したい人は適していないと言えます。
仲介不動産の場合は、物件を売っておしまいのケースがほとんどです。そのため、物件を購入後の管理会社などはご自身で探す必要があります。
その分手間が増えることがデメリットと言えます。
最後に、不動産投資会社を利用する時のメリットとデメリットをご紹介します。
不動産投資会社は投資家向けに物件を販売する会社です。
新築物件を開発するディベロッパーもいれば、中古物件を購入して再販、もしくはリノベーションで価値を上げ、それを投資家に売却する会社もあります。
まずは不動産投資会社を利用するメリットについてご紹介します。
まず挙げられるのが未公開物件を紹介してくれる点です。
不動産投資会社は自社に物件を所有しているケースがほとんどなので、そのため未公開物件として紹介してもらえることができます。
未公開物件という言葉の通りに、インターネット上に情報公開しないので、問合せをしないと紹介してもらえないこと注意しましょう。
不動産投資は物件購入後の管理も非常に重要になります。不動産投資会社の場合は、ほとんどの会社はその後の管理もやってくれますので、ワンストップでサポートしてもらえることは大きなメリットと言えます。
管理で空室率が高くなると、不動産投資会社の実績も悪くなります。つまり、人気のない収益物件を販売することによって全て自社に返ってきますので、空室になりにくい物件を提案してもらえます。
不動産投資会社は「不動産投資のプロ」です。
いい物件を紹介してもらうのもそうですが、ご自身に合った投資プランも提案してもらえます。不動産投資の初心者はぜひ一度相談することオススメします。
不動産投資会社を利用するデメリットも見てみましょう。
不動産投資会社は不動産投資のプロとは言え、中には不動産投資のいいところだけ説明する、物件を売ることに懸命な会社もあります。
1社だけで判断するのではなく、複数社に問い合わせしてみて、提案内容を比較するといいでしょう。いいことしか言わない会社はまず断るようにしましょう。
不動産投資会社は非公開物件情報を紹介してくれますが、自社物件のみとなるため情報に偏りがあるデメリットがあります。
営業は物件を売ってなんぼの世界なので、全て鵜呑みにするのではなく、ご自身にも判断する知識を身につける必要があります。
不動産投資は長年に渡り担当者と付き合っていく投資商品であるため、担当者のスキルは大きく左右されることになります。
信頼できる不動産投資会社でも、担当者のレベルにばらつきがあります。やはり投資の世界はノウハウ、経験が全てなので、不動産投資会社で判断するのではなく、担当者のレベルもきちんと判断することが重要と言えます。
収益物件を探すための手法はいくつもあります。失敗しないためには最後に収益物件を探す上で大切なことを紹介します。
上記にも書きましたが、完璧な物件はありません。そのため、何を基準に物件を選ぶかの優先順位を決めることが重要です。
など様々な条件がありますが、あれもこれもとこだわりすぎてしまうと、いい物件はどんどん買われてしまいます。そうならないように、3つほどは必須条件にして、その必須条件にクリアできる物件を探すようにしましょう。
収益は投資金額によって変わりますが、大きな収益を狙うことは悪いことではないですが、無理な投資をすることはリスクも大きくなるため禁物です。不動産投資には様々なリスクがあり、ギリギリの経営では危険です。少し返済の余裕を持たせるなど無理の無い投資プランにしましょう。
物件は買うタイミングを逃してしまうと、他の投資家に買われてしまい、いつまで経っても購入ができないです。そのため、自分で設定した条件にクリアできる物件に出会えたら購入決断ができるようにしましょう。
不動産投資においてタイミングは非常に重要です。
とは言え、物件をあまり確認せずに購入することは失敗に繋がりますので、いいと思う物件がありましたら、すぐその物件について調べるようにしましょう。
いい収益物件探しは不動産投資において、非常に重要なステップと言えます。逆に言えば、物件選びが間違えると失敗するリスクが高まります。
こちらの記事を参考に効率よく収益物件を見つけて頂けたら幸いです。
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