2020年10月の住宅ローン金利インデックスの動きは、フラット35が0.02%低下、10年固定(メガ)が0.05%低下、変動(メガ系)が0.03%低下、変動(ネット系)は0.005%上昇となりました。コロナ禍の影響で長期金利が低下し、結果としてフラット35と10年固定(メガ)の金利が下がりました。
一方、金利競争の激化によりメガバンク(みずほ銀行及び三菱UFJ銀行)が変動金利を0.05%下げました。住信SBIネット銀行が変動金利を0.03%上げたため、変動(ネット系)の金利が上がり、ネット銀行とメガバンクの金利差がなくなりつつあります。コロナ禍の影響と金利競争の激化により、長期・短期共に当面金利は低位安定で推移すると予想します。
金利タイプ | 2020年9月 | 2020年10月 | 差 |
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変動(ネット系) | 0.45% | 0.46% | +0.01% |
変動(メガ) | 0.51% | 0.48% | -0.03% |
変動(地銀) | 0.81% | 0.81% | - |
10年固定(メガ) | 1.18% | 1.13% | -0.05% |
フラット35 | 1.32% | 1.30% | -0.02% |
※インデックス構成ローン