不動産投資を検討している方のほとんどは、「ポイ活」と聞いてもよくわからないのではないでしょうか。
それほど不動産投資とポイ活は縁のないワードなので、無理もありません。
では、ポイ活とはどういったものなのでしょうか?
ポイ活とは、ポイント活動のことで、買い物や資料請求をして、獲得したポイントを使用しながら生活費などを節約するというものです。
このポイ活のやり方には、さまざまな方法があり、その中には不動産案件もあります。
この不動産投資におけるポイ活は、不動産投資のセミナーや不動産会社の営業との面談に参加することでポイントがもらえますというものです。
しかし、誰でも参加するだけでもらえるわけではありません。
なぜなら、不動産会社からすると、不動産投資に興味がない方に参加してもらっても意味がないからです。
ですから、不動産会社の多くは、ポイントを還元するための条件を設定しています。
つまり、不動産案件でポイントを獲得するためには、不動産投資におけるポイ活のコツや基礎知識を知っておかないといけないというわけです。
そこで、この記事では、ポイ活の基礎知識から不動産投資におけるポイ活について詳細に解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、不動産投資におけるポイ活の参考にしていただけると幸いです。
ポイ活とは、「ポイント活動」を略した言葉のことで、ポイントを貯めて生活をよりよくする活動のことです。
最近、主婦を中心に流行っており、ポイントを貯めれば、食事代や買い物などに利用することができます。
ポイ活では、さまざまな方法でポイントを貯められます。
では、どういった方法で、ポイントを貯められるのでしょうか?
それは、主に以下の5つ方法です。
それぞれの方法について、説明していきます。
スーパーやカフェ、美容室などのさまざまなお店がおこなっている独自のポイントというものです。
現金と同じように使えるものや割引券、商品が無料でもらえるものなど、さまざまな特典があります。
ポイ活で最も利用されているのがクレジットカードです。
クレジットカードで決済すると、ポイントが還元されます。
還元率やポイント付与の条件はクレジットカードによって、さまざまです。
そのため、自分の目的にあったクレジットカードを選ぶことが、クレジットカードを使ったポイ活をするうえで最も重要になります。
QRコード決済や電子マネーで決済することで、ポイントを貯められます。
例えば、楽天ペイやPayPayなどを飲食店などで、使用することでポイントを貯めることが可能です。
ネットショッピングもポイ活をするうえで、欠かせない方法です。
買い物をすることでポイントが付与されます。
また、宿泊予約や美容院の予約などのサービスの利用でも貯めることが可能です。
ポイントサイトとは、サイトを経由して掲載されているサービスや会員登録をすることで、ポイントを貯められるセービスです。
このポイントサイトには、不動産投資のサイトやFXのサイトなど、買い物だけでなく、さまざまなサービスでポイントを貯められます。
ちなみに、不動産投資のポイ活では、このポイントサイトの活用を利用していくことになります。
ここでは、さきほど説明したポイントサイトの活用について、詳しく解説していきます。
では、ポイントサイトでポイントを獲得するためには、どういったやり方があるのでしょうか?それは、以下の4つです。
それぞれについて、説明していきます。
参加型とは、セミナーなどに参加することで、ポイントがもらえるタイプです。
主に、不動産投資のセミナーが多く、年収や正社員といった条件が設定されています。
条件が設定されるかわりに、高額のポイント還元が多いのが特徴です。
サイト経由して買い物やサービスを利用することで、ポイントがもらえるタイプです。
金額があがるなどのデメリットもないため、少しの手間でポイントが獲得できるので、手軽にはじめられるのが特徴になります。
購入した金額に対してポイント還元があるタイプです。
例えば、3万円分の購入などといった条件が決まっており、その条件を満たした場合にポイントが還元されます。
中には、購入金額よりもポイントの還元額の方が多いというものがあり、商品を実質無料でもらえる案件があるのも特徴です。
銀行口座やFX口座といったものに登録することで、ポイントをもらえるタイプです。
比較的高額な案件が多いことが特徴になります。
また、口座に入金する必要があるといった条件があるものも多いです。
それでは、不動産投資で利用できるポイ活について説明していきます。
ポイントサイトに掲載されている不動産案件は主に以下の3種類です。
不動産会社主催のセミナーに参加することで、ポイントが還元されるものです。
年収がポイント還元の条件になっていることが多く、ポイントの還元額も高額になっています。
また、セミナー参加後に、15分程度の面談をおこなう必要がある案件も多いです。
不動産関係の案件で最も多いのが、面談になります。
営業マンと面談することで、1〜3万円程度のポイントが還元されるものです。
この案件もセミナーと同じように年収などの条件が設定されており、ほんとうに不動産投資を考えている人でないと承認されません。
また、条件の中に、不動産会社が正常な申し込みでないと判断された場合には、ポイントが還元されないという物が多いです。
そのため、ポイントが還元されておらず、トラブルになったというケースも少なくありません。
不動産案件の中で、最も手軽にできるのが資料請求です。
複数の会社に資料請求をするといった条件が設定されています。
ポイントの還元額は3000円程度が相場です。
では、不動産案件でポイントを獲得するまでの流れについて、説明していきます。
そして、ポイントの反映については、30日〜120日ほど掛かるという案件が多いです。具体的な流れは、以下の手順です。
ただし、1週間という短期間で反映するケースもあるので、ポイントサイトの概要欄を確認するようにしてください。
不動産案件で最も多い面談には、「不動産会社が正常な申し込みでないと判断された場合にポイントが還元されない」という条件があります。
そのため、不動産投資に興味があり面談をおこなったのに、ポイントが還元されていないというケースも少なくありません。
では、そのような案件に巻き込まれないためには、どのようにすればいいのでしょうか?
それは以下の3つのポイントについて、気をつけることが重要です。
面談の申し込みをおこなってから、面談の日程についての連絡が遅い会社は注意してください。
その理由は、ほとんどの会社は数日で連絡をするのが通常だからです。
したがって、あまりに連絡が遅いと、連絡が遅いのには理由があると思われても仕方ありません。
このように、もし1週間や2週間経ってから連絡がきた場合は、避けた方が無難といえます。
面談をおこなう場所がカフェなどの個室ではない場合も注意が必要です。
なぜなら、不動産投資について話をする場合は、年収や家族構成といった多くの個人情報を伝える必要があるからです。
ですから、このような重要な内容を多くの人がいる場所で話そうとする会社は、配慮が足りないと言えます。
そのような配慮の足りない会社には関わらないほうがオススメです。
約束したことを守れない会社についても注意が必要です。
例えば、電話を掛けてくる約束をしたにも関わらず、電話がかかってこず、数日後に突然に電話がかかってきたというようなケースです。
このような約束を守らないような会社は、不誠実である可能性が高いといえます。
不動産案件では、先ほども説明したように、ポイントを還元するための条件を設定していることが多くなっています。
なぜなら、不動産会社がポイントを付与する理由は、本当に不動産投資を考えている方にセミナーや面談に参加してほしいからです。
そのため、不動産投資を本当に検討していても、ポイント目的と判断されてポイントが獲得できないケースもあります。
では、そのようなケースを防ぐためには、どういったことに気をつける必要があるのでしょうか?
それは以下の3つです。
最も大切なのが、不動産投資を検討しているという姿勢です。
当然ですが、興味がないような態度をとっていると、ポイント目的であると判断されてしまいます。
なお、不動産投資会社も高いお金払って集客しているわけですから、ただ単純にポイ活をするのではなく、不動産投資を検討する一環としてポイ活を活用することをオススメします。
不動産投資に興味があるなら、ある程度の知識を持っているのは、当然のことといえます。
そのため、面談やセミナーに参加する前に、どのような不動産会社がどういった内容でおこなっているかを確認することが重要です。
また、その不動産会社がおこなっている不動産投資についても、基本的な知識を持っておくようにしてください。
こういった知識を持って話を聞くことで、さまざまな疑問が出てくるはずです。
そして、その疑問について質問することで、不動産会社に「本当に不動産投資を検討している方である」と判断してもらうことができます。
ポイントの獲得条件をチェックすることも非常に重要です。
何度もいっていますが、不動産案件には年収や正社員であるなどの条件が設定されています。
そのため、案件に申し込みをする前に、自身が条件を満たしているかを確認しなければいけません。
不動産投資をはじめるきっかけとして、ポイ活を利用してみるのは、とてもよい方法だと思います。また、依頼する不動産会社がよい会社であるか見極めるための判断材料にもなるはずです。
しかし、そのためには、不動産投資におけるポイ活の基礎知識やコツを知っておく必要があります。この記事で得た知識がお役に立てれば幸いです。