時間と労力を費やして物件選定をしても、金融機関から融資がおりず、投資を諦める人は少なくありません。しかし、じつはバウチャーサービスを利用すると、一般的な不動産投資のプロセスよりもスムーズに不動産投資が進められるといわれています。
そこで今回は、不動産投資におけるバウチャーサービスについて、特徴やメリットについてみていきます。
まずは不動産投資における「バウチャーサービス」について解説していきます。
バウチャーとは「借入可能額証明書」を指し、物件購入希望者が現時点で借り入れできるローン金額を示した証明書をいいます。バウチャーは、投資用不動産の購入時に不動産投資ローンの借入可能額を正しく把握する際に必要です。
新型コロナウィルスの影響により、最近になってバウチャーサービスを利用した不動産投資が注目を集めています。具体的な背景は次の通りです。
不動産投資の中でもバウチャーサービスはあらかじめ借入可能な額の把握が可能です。ご自身の現状を把握しながら最適で円滑な投資運営が進められるため、不安定な現状においてさらに注目を集めている投資法なのだといえます。
不動産投資にバウチャーを使う代表的なメリットは次の3つです。
不動産投資を始めたいと思っていても、投資用物件を購入する元手が十分でなかったり、ローンが降りないのではと心配されたりする方は多いものです。バウチャーサービスを利用すれば金融機関との事前審査の連携によって、自分の融資枠を把握することができ、不動産投資がスタートできます。
個人で不動産投資を始めようとしても、金融機関の融資申請には多くの書類を自分で集める必要があり、手続きも自分でするには非常に手間がかかります。
しかし、バウチャーサービスを利用すれば、不動産投資ローンの手続きを代行してもらうことが可能です。物件購入時における書類の準備や受け渡しなど、全て代行してくれるバウチャー会社もあります。投資希望者との連絡にはチャットも利用できるので、やりとりのために会社に毎回足を運ぶ必要もなく、オンラインで完結可能です。
不動産投資会社が売り上げを伸ばすために、ローン選定や申し込みの審査書類を改ざんした不正行為が問題となりました。こうした問題に真摯に向き合うために、不動産投資会社をローン選定や申し込みなどと分離し、透明性の高い健全な不動産投資の環境づくりが進められています。事前に借入可能額を投資者が把握できるサービスシステムは、投資者が自分のリスク許容度を示す指針とするうえでも有用なのです。
バウチャーサービスはモゲチェックのサービスの利用がオススメです。サービスの概要を利用料の内訳とあわせてみていきましょう。
「モゲチェック」とは株式会社MFSが提供しているバウチャーサービス名です。モゲはモゲージ(住宅ローン)の略で、モゲチェックの名称は株式会社MFSが住宅ローンの媒介から不動産投資サービスに事業を広げた変遷に依拠しています。
株式会社MFSは東京都大手町にある企業で、ローンとITを専門にしている金融IT分野の新興企業です。従業員は貸金業取扱主任者の資格所有しており、2016年からはプライバシーマークを取得し、個人情報に関する情報管理も徹底しています。株式会社MFSは「Yahoo」「マネックス証券」「電通」「ゴールドマン・サックス」などの大手企業からの出資を受けている、信頼性の高い企業です。
借入可能額証明書の発行と、売却査定サービスは無料で利用可能です。借換で要する利用手数料は、借換メリット額の10%(税別)。借換メリットとは借換前の総返済額と借換後の総返済額の差分から、必要自己資金を差し引いた額で、サービス利用時に自動的に算出されます。
モゲチェック不動産投資の代表的なバウチャーサービスを4つご紹介します。
「借入可能額証明書の発行サービス」とは、物件の選定前に借り入れできる金額を把握するサービスです。借入可能額証明書の発行サービスを利用すると、収入や貯蓄額などの情報を元にご自身にとってムリのない適性な投資金額がわかります。また、物件選定前に融資の可否やいくらまでローンが組めるのかを事前に調べることも可能です。
「借換サービス」とは、別の金融機関に借入先を変更する際の情報提供や申し込み手続きの代行のことです。借換の際には金利や返済額の見直しがされるのが一般的ですが、不動産投資ローンの借換情報や金利情報は個人向けに公開されていないため、個人での申し込みは難しい場合があります。
しかし、モゲチェックの不動産投資サービスは個人では得られにくい情報を入手できるので、投資者にとって最適な投資プランの把握が可能です。
「売却査定サービス」とは投資者が保有する投資用物件の売却価格を把握できるサービスです。また、売却査定サービスには「買取査定」と「一括査定」の2通りの査定方法があります。
「買取査定」では、不動産仲介業者を介さずに、不動産法人が直接的に査定金額を買主に提示し、物件を買い取ります。売主にとっては、具体的な成約金額が把握できるので、手元資金やキャッシュフローの確認が可能である点がメリットです。買取査定はいつ売れるか心配しなくて良いので、早期売却を希望する人に選ばれています。
「ダッシュボードサービス」とは保有する物件情報の登録で、現在の物件価格や将来の賃料推移を無料で把握できるサービスです。不動産投資では出口戦略として売却を見据えた物件保有をしますが、その際の指標として賃貸需要の将来性や売却価格の予想推移が役立ちます。
モゲチェック不動産投資のバウチャーサービスを使うメリットについてみていきます。
モゲチェック不動産投資のバウチャーサービスは、個人からの申し込みで借り換えが可能です。株式会社MFSは媒介業社として数多くの経験やノウハウがあるため、金融機関よりもさらに好条件の金利で投資者の借換の実現ができます。
通常の不動産投資では、「投資の相談」「申し込み」「契約」など、何回も金融機関を訪れることが必要です。しかし、モゲチェック不動産投資のバウチャーサービスは原則として、金融機関に一度だけ来店すれば、そのほかの手続きは全て自宅にいながら完了させられます。
一般的に個人で金融機関に借換の相談をすると、収入確認書類や物件資料など数多くの書類提出を求められます。しかし、モゲチェック不動産投資では投資者の申告内容に基づいて事前審査を行うので、金融機関の本審査に進む前段階での書類提出が不要です。
モゲチェック不動産投資でのバウチャーサービスの利用は、3つのステップで簡単に完了します。
約15項目の情報(プロフィール、年収、貯蓄額など)を入力後、バウチャー(借入可能額証明書)が即時発行されます。
実際に物件を選定する前に、金融機関に基準をあわせることができ、融資利用できるかどうかの推定判定を受けることができます。
業務提携されている不動産投資会社より、収支シミュレーションやリスク説明をもとに、納得いくまで物件選びができます。
今回は不動産投資におけるバウチャーサービスとは何かについてみてきました。要点は次の通りです。
借入額があらかじめ把握できるバウチャーサービスは、時間と労力をムダにすることなく円滑に不動産投資を始められます。今回ご紹介した内容をきっかけに、モゲチェックのバウチャーサービスを利用して不動産投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。