2016年の東証1部上場以降も、成長企業であるために挑戦を続けるTHEグローバル社グループ。今回はグループ会社株式会社グローバル住販の「CERES北千住」の特徴、物件のこだわりなどについて開発の責任者である白崎さまに話を伺わせて頂きました。
八木 :まずは御社のCERESシリーズの特徴を教えて頂けますか?
白崎さま:弊社のCERESシリーズは、10戸~20戸程度の小規模物件を、駅徒歩10分以内の都心立地にコンパクトルームに新たな価値を与え、住まう人が暮らしを楽しむきっかけになるようなアイディアを詰め込んだ都市型レジデンスです。
八木 :都心好立地に限定されているのですね。
白崎さま:私たちが提案するのは街並みとの調和を大切にしつつ、住戸内の機能性はもちろん、生活に彩りを与える、心を解き放つ暮らしを演出する空間作りです。
八木 :住心地は重要ですよね。
どのような方が物件を購入されているのでしょうか?
白崎さま:相続税の対策としての購入や、資産の入れ替え等、ニーズは多様ですが、資産価値が目減りしにくいこと、長期的に保有することを重要視している方が多いです。
八木 :区分マンションと比較して、一棟物件は価格が高く出口戦略が立てにくいと思われている方も多い気がしますが、その点についてどのようにお考えでしょうか?
白崎さま:小規模にすることで、最終的な出口を想定した際に個人でも購入可能なこと、空室リスクを抑えるために、都心立地でアクセスを重視しながら、エリア内でもシンボルとなり、入居者が気に入っていただけるような物件に仕上げております。
八木 :「北千住」は住みたい街ランキングでも上位にランクインする街として今大変人気がありますが、御社はどのような理由で北千住というエリアを選定されたのでしょうか?
白崎さま:再開発が著しい北千住駅周辺は、賃貸需給としては重要な大学が4つあります。また、ルミネ、マルイなど大規模商業施設もあるため、生活利便と資産価値を備えたエリアであります。
北千住の今後の開発については足立区が発表した開発計画の資料をご参照ください。
※参考:北千住東口再開発について.pdf
八木 :昔の北千住と大変貌ですよね。
白崎さま:本物件の立地は、北千住駅の喧騒を抜けた住宅エリアかつ3駅5路線利用可能なマルチアクセスのため、学生だけではなく、会社員にとっても好立地です。
八木 :賃貸ニーズの心配はほとんどないと言えるでしょう。
白崎さま:しかも外国人にとっても便利な、京成成田駅直通の京成本線徒歩7分で利用可能ですので、外国人をターゲットにすることも選択肢の一つとして挙げられます。
八木 :CERES北千住ならではのこだわりはありますでしょうか?
白崎さま:大きく2つのこだわりがあります。
1つ目は「賃料」です。空室リスクの懸念や、将来的な賃料下落(賃貸ニーズの減少)を考慮し社会人・学生どちらにとっても借りやすいよう平均20.7㎡とコンパクトにすることにより、賃料設定も平均80,000円台とお手頃に設定しています。
八木 :この立地で家賃80,000円台で住めるのは嬉しいです。
白崎さま:2つ目のこだわりは物件の「プラン」です。
女性のニーズ、若い世代、メンテナンスを考えて、共用廊下を2つ作ることで、全戸2面採光で20㎡台の1Rでも広々とした空間とし、隣接住戸がない(全戸角部屋のような)設計にしたことでプライバシー性を保つことも実現できました。
八木 :プライバシーを重視した設計ですね。
白崎さま:こちらの物件は5階建ですが、EV(エレベーター)なしのため、ランニングコスト軽減とオーナー目線でも好条件の物件に仕上げました。
八木 :昨年から一棟物件の融資が非常に厳しくなったのですが、御社にて融資付けをご紹介頂けるのでしょうか?
白崎さま:融資が厳しくなったのではなく、従前の融資状況に戻っただけだと認識しています。
RCについては、引き続き20~30%の自己資金を入れる検討者が多く、属性次第では自己資金割合をさらに減らすことも可能になるかと思います。
八木 :金融緩和により融資の審査基準が緩すぎましたね。
今は満室稼働のようですが、どのような方がご入居されているのでしょうか?
白崎さま:入居者は、ほとんどが社会人の方です。
大学が近いですが、複数路線アクセスがあるため、入居者は都心勤務の社会人が殆どです。
八木 :最後に物件の管理体制も教えてもらえますか?
白崎さま:物件は、リーシング・PMを一括で管理しております。
弊社と長い付合いの管理会社のため、同条件での引継ぎ等対応可能です。
物件の詳細情報を知りたい方は、こちらのページをご参照ください↓