「少額から投資できる」「手間がかからない」と近年話題の不動産クラウドファンディングですが、その中でも「Rimple(リンプル)」に興味がある人も多いでしょう。
本記事ではRimpleのサービスや、6つのメリットそしてデメリットまで詳細にお伝えします。
結論から申し上げますと、少ない資金から始めることができるRimpleは、これまで不動産投資を行ったことがない初心者でもはじめやすい投資商品です。
不動産クラウドファンディングに興味を持っている方、Rimpleについて興味を持たれている方は、ぜひ最後まで確認してみてください。
▶Rimlpe公式サイトはこちら
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項目 | 詳細 |
サービス名 | Rimple(リンプル) |
運営会社 | プロパティエージェント株式会社 |
所在地 | 〒163-1341 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41階 |
代表者 | 代表取締役社長 中西 聖 |
サービス開始日 | 2020年2月 |
公式サイト | https://funding.propertyagent.co.jp/ |
著者作成
「Rimple(リンプル)」は、プロパティエージェント株式会社が運営している不動産クラウドファンディングです。
2020年よりスタートしたRimpleは、比較的新しいサービスなので利用するにあたり不安もあるかもしれませんが、運営会社のプロパティエージェントは、東証プライムに上場している信頼できる企業です。そのため例えば倒産などのリスクは低いと考えられます。
投資なので当然リスクはありますが、数ある不動産クラウドファンディングの中でも、安心して始められるサービスです。
ちなみに代表の中西聖氏は、元アナウンサーの山本モナさんと結婚されたことで知られています。
Rimpleのメリットを6つ紹介します。中でも注目すべきポイントは「少額投資」そして「信頼性」です。
Rimpleは他社のポイントを使って投資できるのが利点です。
例えばセゾンカードの永久不滅ポイントを、Rimpleの「リアルエステートコイン」に換えて投資に利用できます。
今後対応する他社ポイントはさらに増えることが予想されますが、現時点の交換レートを表にしたので参考にしてください。
ポイント種類 | 交換レート (交換元⇒リアルエステートコイン) |
永久不滅ポイント | 1,000ポイント ⇒ 4,500コイン |
WillsCoin | 1,000ポイント ⇒ 500コイン |
ハピタス | 1,000ポイント ⇒ 1,000コイン |
モッピー | 1,000ポイント ⇒ 1,000コイン |
著者作成
なおリアルエステートコインは「1コイン⇒1円」で利用できます。「眠っているポイントを有効利用したい」という場合は、ぜひ活用してみてください。
Rimpleのメリットは1万円の少額投資から始められる点です。実際に物件を購入し、それを貸し出すような場合数百万円の購入資金が必要です。それだといくら利回りが良い物件でも、はじめやすいとはいえません。
その点Rimpleなら、投資初心者や不動産投資に興味を持っているけど、金銭的に悩んでいるという人でも始めやすいのが魅力です。
また、Rimpleは会員登録手数料や出金手数料もかかりません。物件選びから運用まで不動産のプロにおまかせできるため、投資家は出資するだけです。
これまでハードルが高いと思われていた不動産投資ですが、気楽に行えるのがRimpleの強みです。
信頼できる運営会社が提供している不動産クラウドファンディング、という点もRimpleのメリットです。
プロパティエージェントが上場している東証プライム市場は、従来の東証1部の中でも流動性が高く時価総額が大きい企業だけです。
つまり、Rimpleは国内の中でも一流の企業が運営しているため、安心して利用できるサービスだといえます。
「優先劣後方式」を採用している点もRimpleのメリットです。つまり投資家の元本割れリスクを抑えることができます。運用損が発生しても、一定の割合までプロパティエージェントが損失をカバーしてくれます。
なおRimpleの場合、投資家が物件の「7割」を、プロパティエージェントが残りの「3割」を負担する仕組みです。
そのため、損失が発生した場合でも「30%」までの元本は守られるということです。ただし、30%を超えた損失は出資者が負担を被ることになります。
不動産クラウドファンディングは預金ではないため元本保証はありません。その点は理解しておきましょう。
Rimpleの案件は都心投資マンションが中心のため、値崩れを起こしにくいのがメリットです。東京以外の地方だと、人口減少の問題により空室リスクなどの心配があります。
その点Rimpleは、新宿や秋葉原など東京23区の物件が多いため、高い入居需要が見込めます。
また、投資物件の情報も詳細に確認できるため、例えば記載されているマンション名から周辺情報を調べるのも簡単です。
そのため、物件が自宅から近いようなら実際に見に行ってもよいでしょう。
ここではRimpleのデメリットを解説します。
少額から投資できるRimpleは、不動産投資がはじめての人でも実践しやすいですが、一方で投資なので損失のリスクはつきものです。
ここで紹介する注意点も必ず確認しておきましょう。
プロが運用するとはいえ、Rimpleには「元本割れのリスク」があります。ただし、これはRimpleに限った話ではなく他社でも同じです。
不動産投資のリスクとして考えるのが、空室リスクや不動産価値の下落リスクです。
Rimpleのマンションは都心中心ですが、例えば経済状況の悪化によっては空室リスクが発生する可能性がゼロだとはいえません。
その他、地震や水害などにより物件倒壊のリスクもあり得ます。
Rimpleでは優先劣後方式を採用していますが、今後新型コロナウイルスのパンデミックのような事態が頻繁に起これば、元本が毀損する可能性もないとはいえません。
不動産投資に限りませんが、投資は銀行預金ではないため常にリスクがあることを理解しておいてください。
Rimpleは出資した後に途中解約や中途換金ができません。
事業者の信用低下などやむをえないケースは別ですが、原則出資した後は契約期間が満了するまで解約できないことを理解しておきましょう。
「Rimpleは気軽にはじめられるから」という理由で、次々に応募してしまうと、急遽お金が必要となったときに途中で換金できないため困ってしまいます。
Rimpleに限った話ではありませんが、不動産クラウドファンディングは慎重に余裕資金ではじめましょう。
なお、不動産クラウドファンディングでは10年などの長期間のファンドも少なくありませんが、Rimpleは最短6ヶ月未満と短期のものが多いです。
その点は、長期間資金が手にできないとうわけではないため安心です。
サービスがはじまって間もないRimpleは「実績が少ない」のがデメリットです。2020年2月に開始されたRimpleは、本記事執筆時点よりわずか数年しか経っていません。
予定利回りや運用期間は確認できますが、一方で実際どれだけ収益がでるのか、また損失が出るのかといった結果が出るのはまだ先です。
そのため「過去の実績を元に投資がしたい」という人にとっては、情報が少なく判断しにくいと思うでしょう。
Rimpleで提供されているファンドの利回りは「3%前後」のものが多く、比較的低いのがデメリットだといえます。
Rimpleは東京23区のマンション投資が中心なので、安定した利回りが期待できる反面、利回りが4~5%期待できるホテル投資と比べると下がります。
実際に、Rimpleの公式ページで確認できるファンドの予定分配率(年利)を紹介します。
ファンド名 | 予定分配率(年利) | 運用期間 | 応募倍率 | 出資総額 |
Rimple's selection #26 | 3.4% | 6ヶ月 | 1104.68% | 4,950万円 |
Rimple's selection #25 | 3.1% | 6ヶ月 | 576.57% | 8,750万円 |
Rimple's selection #24 | 3.1% | 6ヶ月 | 654.84% | 8,700万円 |
著者作成
このように3%前後がほとんどです。また、Rimpleではファンドへの出資者を抽選で決めており、投資するには当選しなくてはいけません。
高い収益が期待できるファンドだと、当選倍率は上がるためその点は注意が必要です。
ここまでの内容を読んで「Rimpleをはじめてみたい!」となった人もいるでしょう。そこで、実際に投資する流れを紹介します。
まずはRimpleの会員登録を行いましょう。下記の必要書類、①と②を提出するので用意してください。
| 提出書類① | 提出書類② |
本人確認書類 | 以下(A)~(E)のいずれかの表裏両面を提出
(A)運転免許証 (B)パスポート パスポートは裏面に住所欄を提出 (C)マイナンバー(個人番号)カード (D)健康保険証 (E)在留カード/特別永住者証明書 | 提出書類①以外の本人確認書類の表裏両面を提出 |
補完書類 | - | 以下(a)~(c)のいずれか1点 (a)社会保険の領収書 (b)国税または地方税の納税通知書 (c) 公共料金領収書 (固定電話、電力会社、水道、ガス、NHK) |
出典:RIMPLE
提出書類②の方は、本人確認書類もしくは補完書類のどちらか一方を提出します。なお、どの書類も現住所と同じでなくてはいけないので注意してください。
会員登録後はいよいよファンドに応募できます。公式ページの「ファンド一覧」から希望の物件を選んでください。
なお応募の時点で、リスクや手数料などの重要事項が記載された「契約成立前書面」の確認が必要になります。
ファンドの応募に当選した後は「不動産特定共同事業契約書兼契約成立時書面」を確認し、いよいよ契約締結です。
書面の確認後は出資金をRimpleの指定口座に入金します。振込手数料は出資者の負担となるので注意してください。入金が完了したら運用開始です。
運用中のファンドの状況は、メールやファンド情報詳細等で随時伝えられます。
実際にはじめてみる前に「Rimpleの評判が気になる」という人もいるはずなので、口コミと評判を紹介します。
シンプルにリンプルで✨1万円から不動産投資は今までよりハードルが低くなった感じがして初心者でも興味湧きますね
引用:Twitter
不動産投資って自分には縁のないものだと思ってましたが、1万円から出来るんですね👀✨1万円なら初心者でも手を出しやすそう^ ^!Twitterを通して、いろんな情報が知れて嬉しいです♩素敵なキャンペーンもありがとうございます😊
引用:Twitter
リンプル様 素敵なキャンペーンをありがとうございます‼︎1円から始めることができる不動産投資‼︎初心者でもハードルが低いので始めやすい❤︎👏🏻シンプルが1番わかりやすくて良いですね🥺💕
引用:Twitter
今回TwitterでRimpleの口コミをピックアップしていますが、概ねポジティブな口コミ・評判が多い印象です。
特に、不動産投資初心者からの評判がよい印象を受けました。
またRimpleでは、例えばリアルエステートコインへの交換レートが2倍になるなどのキャンペーンを行っており、そちらの評判も悪くありません。
今回のRimpleの口コミや評判を見て自身でもはじめたいと思ったら、ぜひチャレンジしてみてください。
今回は、Rimpleのサービスやメリット・デメリット、そして実際の口コミまで広く解説しました。
Rimpleは、数ある不動産クラウドファンディングの中でも少額から投資でき、また安定した利回りが期待できるおすすめのサービスです。
特に口コミの評判であったように、初心者でもはじめやすいのが利点です。ぜひ、この機会にRimpleで不動産投資を始めてみるのはいかがでしょうか。