「不動産会社の選び方がわからない」
「信頼できる不動産会社のチェックポイントが知りたい」
と悩まれている方も多いのではないでしょうか?
とくに投資を検討し始めたばかりの方にとって、不動産会社選びは重要な関心事項でしょう。同じタイプの物件を紹介している不動産会社は複数存在しますが、不動産投資会社の強みや特色は会社のタイプによって異なるので、不動産会社ごとの特徴を把握すること投資を成功に導くうえで重要です。そこで今回は、何を基準に不動産会社を選べばよいのか、投資会社のタイプや信頼できる会社選びのポイントを解説します。
不動産会社選びが重要な理由は、主に3つあります。
1つ目は「不動産会社によって取り扱っている物件の質が違う」という点です。投資物件は売り主物件や非公開物件が多く、同じ物件を複数の不動産会社が取り扱うことは非常に少ない傾向にあります。したがって、不動産会社によっては収益性の低い物件しか取り揃えていない可能性もあります。
2つ目は「利用できる提携ローンが異なる」という点です。不動産投資ローンを利用する際に、ご自身で斡旋するケースと不動産投資会社の提携ローンを利用する2つの手法があります。ご自身で斡旋する場合はハードルが高いことから、不動産投資会社の提携ローンを利用する方が、よりいい条件で融資を受けられるケースが多いです。
なお、提携ローンの場合は不動産投資会社の取引実績によって提携されている金融機関が異なっており、そこで利用できる金融機関、そして数を確認するようにしましょう。1行、2行しか選択肢がない会社もあれば、5行以上、中には10行以上提携されている会社もあります。自分にとってより良い条件で融資を受けられる金融機関を選ぶことも非常に重要であることを覚えておきましょう。
3つ目は「担当者のレベルが大きく異なる」という点です。不動産会社によって担当者のスキルやレベルは異なります。会社は実績があっても、担当者のレベルが低いと、的確な提案プランを出してもらえなかったりなど、失敗する率が高まるというリスクがあります。
したがって、不動産投資会社だけ判断するのではなく、担当者の経験、ノウハウなどもきちんと判断するようにしましょう。
不動産会社それぞれがもつ強みは異なるため、ご自身の投資の方向性に合わせた不動産会社に投資の相談をすることが大切です。そこで、この章では投資を専門としている不動産会社を3つのタイプに分類し、それぞれの特徴について解説します。
ディベロッパー会社は不動産開発会社とも呼ばれ、街づくりのために不動産の開発を手がけることを目的とした不動産会社です。大規模な宅地造成やリゾート開発、オフィスビルディングの建設やマンション分譲といった事業の企画や施工管理、販売までの主体となる団体・企業として機能しています。
売主となる不動産会社とは不動産会社が「売主」として物件を販売している会社を指し、投資者が不動産会社から直接物件を購入できる点が特徴的です。売主となる不動産会社の場合、不動産会社が売主となるため仲介手数料がかかりません。また、ローンを組む融資先も用意されているため、提携ローンを利用することができ、自分で融資先を探す必要がない点は、投資が初めての人にとってメリットといえるでしょう。
仲介型不動産会社とは、売主と買主の契約を仲介(媒介)する不動産会社です。売買については中古物件の取引が中心ですが、新築物件を取り扱うケースもあります。仲介型不動産会社は契約成立時に仲介手数料がかかりますが、売主と買主の間の条件調整や、両者が納得いくスムーズな取引を実現するためのサポートを受けることが可能です。
投資用物件は大きな買い物なので、信頼できると感じる不動産会社から購入したい方は多いでしょう。この章では、避けるべき不動産会社の主な特徴について5つご紹介します。
不動産業は顧客商売なので、顧客を大切にする会社かどうかは店内の様子からある程度伺える場合があります。たとえば店外から不動産会社の様子を確認した際に、モノが散乱していたり、汚れていたりする不動産会社は避けた方がよいでしょう。とくに、デスクに書類が丸出しになっている会社は他の顧客に個人情報を見られる可能性があるので、顧客を大切にする会社かどうかの判断基準として注意しておきたいポイントです。
不動産投資会社によっては社員のスキルにばらつきがある可能性があるため、会社だけではなく自分の担当社員のスキルやレベルもチェックすることが重要です。複数の不動産会社を比較している場合は、同じ質問をして回答内容の吟味をおこなうとスキルの比較ができます。
店舗によって接客の質は違うので、ネットの評判や口コミがすべてではありません。しかし、あまりにも悪評が多い不動産会社は避けた方がよいでしょう。その際には一つの情報だけでなく、幅広い媒体から総合的に評判をチェックしてみましょう。
不動産会社の方から早々に値引きの提案をされた場合は、簡単に受け入れないようにしましょう。不動産会社の営業は売ってなんぼの世界なので、早く売りたい気持ちはわかります。しかし、不動産は数千万円もする大きいお買い物なので、本当に自分に合った投資プランなのか、きちんとシミュレーションした上で購入すべきです。
したがって、売りたい一心で値引き交渉してくるような担当者は、自分の立場になっていない可能性がありますので、一旦提案を持ち帰るようにしましょう。
不動産公正取引協議会における特定用語の使用基準によって、大げさな言葉を用いての不動産の宣伝広告をしてはいけない規約があります。したがって、物件数や業績を誇大に大きく示している不動産会社は、ルールに違反しており、誠実生に欠ける可能性がある点に留意しましょう。
では、具体的にどのような不動産会社に投資の相談をすれば真摯に対応してもらえるのでしょうか?この章では、信頼できる不動産会社の見分け方について解説します。
売上は会社規模や会社の実績の高さを測る目安の基準となります。上場している会社の売上はIR情報をインターネット検索から調べることが可能です。上場をしていれば企業の実績がはっきりと明示されているため、より信頼性の高い情報を入手できます。
一方、上場していない会社でもHPなどにて公開されているケースが多いので、事前に調べるようにしましょう。インターネットにて調べる事ができなかった場合は、担当者に確認するのも一つの手法と言えるでしょう。
物件のリスクやデメリットなどマイナス点にも言及しているかの確認をしましょう。不動産投資にはもちろんメリットも多くありますが、リスクやデメリットもあります。
したがって、プラス面ばかりではなくマイナス面の説明してもらうことが重要です。また、リスクの説明に関しては、リスクの内容だけでなくそのリスクを回避する方法までをきちんと言及できているかも重要なポイントです。
メールや電話でのささいや問合せやお願いに対しても、当日〜数日以内には返事をくれる担当者は何かと融通が利かせてもらえます。もちろん、担当者の個人的な理由や仕事の都合でどうしても時間がとれない場合もありますが、対応ができない場合でも、その旨の一報を入れてくれる誠実さがあるかどうかが見極めのポイントです。
物件の周辺地域や物件に精通している営業担当者は、物件概要やメリット・デメリットを熟知しています。また、ただ物件を紹介するだけでなく、物件を購入した後の将来像もあわせて解説ができるので、専門性の高い的確なアドバイスを受けられる点が特徴的です。
お客さまのなかには、投資が初めての方から、複数投資用物件を保有しているベテランの方までさまざまです。それぞれのお客さまにあったレベルで話のできる社員のいる不動産会社は、顧客の不安や悩みを的確につかんでいるので、どの顧客に対してもマニュアル通りにしか対応できない不動産会社とは違う納得感があります。
ここまでの内容を踏まえて、設立年数の順にオススメしたい不動産会社5社をご紹介します。興味があれば、まずはセミナーや相談会に参加してみましょう。
明光トレーディングは1990年に設立された東京都渋谷区に本社をかまえる会社であり、以下がオススメなポイントです。
明光トレーディングには「賃貸管理サポートシステム」という、マンション経営を全面的にバックアップしてもらえるサービスが整っています。投資が初めての方や、お仕事で忙しい方でも安心して投資運営を管理してもらうことが可能です。明光トレーディングにご興味がある方はぜひセミナーに参加してみてください。
松木代表のインタビュー記事もぜひ合わせてお読みください。
アップルハウスは1991年に設立された東京都渋谷区に本社をかまえる会社であり、オススメのポイントは以下のとおりです。
アップルサポートでは、不動産売却・コンサルティング・賃貸管理サポートに加えて、税理士や司法書士といった方がトラブルなどを解決してくれ地盤が整っており、安心して投資の夢が実現できます。アップルサポートにご興味がある方はぜひセミナーに参加してみてください。
鈴木代表のインタビュー記事もぜひ合わせてお読みください。
シーラは2010年に設立された東京都渋谷区に本社をかまえる会社であり、以下がオススメポイントです。
不動産投資は購入前の物件選びやローンの返済計画だけでなく、物件購入後の物件運用も重要ですが、シーラはアセットマネージャーがサポートしてくれるため、不動産投資に不安を覚える初心者でも誠実にサポートしてもらえます。シーラにご興味がある方はぜひセミナーに参加してみてください。
クレドは2011年に設立された東京都渋谷区に本社をかまえる会社であり、以下がオススメポイントです。
不動産投資の専門会社として、堅実に成長を続けている企業です。ディベロッパー業務は展開せず、中古物件の仲介や買取りを専門的に実施しており、現在は首都圏に150物件以上の投資用物件の管理を行っています。クレドにご興味がある方はぜひセミナーに参加してみてください。
GATESは設立2012年の東京都中央区に本社をかまえる会社であり、以下がオススメポイントです。
膨大な不動産BIG DATAと、人工知能AIによる分析機能を備えた業界初の試みを進めている、右肩上がりの企業です。2020年に年商は100億円に達し、着実に成長を遂げている信頼性の高い企業といえるでしょう。GATESにご興味がある方はぜひセミナーに参加してみてください。
関野代表のインタビュー記事もぜひ合わせてお読みください。
今回は、初めての不動産投資をする方が、不動産会社を選ぶ際に着目するポイントについて解説しました。要点は次のとおりです。
本記事でご紹介したオススメの不動産会社はどれも不動産投資を専門としている会社なので、投資に関する質の高いサービスや相談が受けられます。ぜひ興味のある方はセミナーや相談会に参加してみてください。